図説 千利休―その人と芸術 (ふくろうの本)



図説 千利休―その人と芸術 (ふくろうの本)
図説 千利休―その人と芸術 (ふくろうの本)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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本当の姿

利休が所持したとされる茶道具をずらずらと眺めていると、自分が茶器に抱いていたイメージにしっくり合うものと、どうも分かりにくいものとがあって、分かりにくいそれらの形の底に、なんだか凄みを感じてしまったこと。それが私の利休への興味の始まりです。不明の多い時代ですから資料も揃いません。それでも、願望投影されて変質してしまった、宗易の本当の姿を知りたくなって。


グラフ誌、というんでしょうか、この体裁は。オールカラー、河出新社ふくろうの本の一です。

いい本でした!
まず図版の的確さ。茶器や茶室など他の書籍で目にしやすいものより、風俗画・史跡の写真・人物図等を限られた頁数の中でかなり丁寧に掲載しています。各人の図像や墓石を眺めていると、往時のイメージがじわじわ膨らむので、これは大変ありがたかった。
センテンス的な各々の文章も、短い文ながら密度の濃いものです。通常解説に落ちがちなことにも一言触れてあったりします。
最も嬉しかったのが、切型の写真。利休40代の仕事でしょうか。いい線です。真正に利休の仕事であってほしいと思います。目にできて本当によかった。

無論、読後直ちに利休その人が知れるわけではありませんけれど、利休本としてお勧めです。





格好の利休入門書

値段も手ごろで、オールカラーで大変見やすい。 解説も丁寧で、利休の生から死までを、豊富な資料で紹介している。 私は茶道の知識は全くなく、ひょんなことから利休に興味を持って、この本を購入したが、そんな私でも、利休の生涯が概観できるようになっている。

ただ、掲載している茶器などの所蔵先が、写真のわきではなく、巻末にまとめられているのが難と言えば難だが、それを差し引いても、非常に良くできた、満足できる本だ。



河出書房新社
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千利休
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茶道の歴史 (講談社学術文庫 453)




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